オランダ国旗

Jos のオランダ講座

オランダの風物詩



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Dag van het Kasteel

メルマガで御紹介した「お城の日」です。
2e Pinksterdag の催し物として、定着したようです。
Den Bosch から車で15分ぐらいのところにある、Kasteel Heeswijk に行ってきました。








Kasteel Heeswijk の全景。








なかなか立派なお城でした。










18世紀の結婚式のパフォーマンスで新郎、新婦役をやった二人。



Oliebollen, Kerststol 

オランダのクリスマスと大晦日(Oudejaarsavond)に欠かせない食べ物です。これらが無いとクリスマスや大晦日の気分がしないそうです。







オランダで大晦日に食べるオリボール。油で揚げたお菓子です。







クリスマスに食べるケルストストル。お隣ドイツでもクリスマスには欠かせない食べ物のようです。



クリスマスマーケット(Kerstmarkt)

2006年12月:
とある教会の前の小さな広場で催された、地域の小さな小さなクリスマスマーケット。ドイツの大都市で催されるような大規模なものではありません。







赤い鼻のトナカイのそりに乗ったサンタクロース。







小さなクリスマスマーケット。人出も少なく、ちょっと寂しかったです。


ケルミス  Kermis

2006年7月:
街中に突然現れる移動遊園地。
夏の間、オランダ(ヨーロッパ?)各地で数日から10日ほど開催されます。まさしく夏の風物詩、日本の夏祭りみたいなものですが、その設備・施設は格段に違います。
普通の遊園地にある設備の縮小版がなんでも揃っています。ちょっとしたジェットコースターから、くるくる回ったり逆さになったりする乗り物(名前は知りません)、お化け屋敷や子供向けの乗り物、日本のお祭りにもあるような綿菓子屋さん・・・、などなど、様々なアトラクションが・・・。 毎年のことながら、これだけ大掛かりな設備をほんの数日のために組み立て、設置するのに驚かされます。








こんなに大きな観覧車も普通の道路上に据付られます。








人、人、そしてまた人・・・、毎日深夜まで大盛況。


卒業試験  Eindexamens

2006年6月:
Middelbare school (vmbo, havo, vwo) に通う子供たちの卒業試験 (Eindexamens)結果が発表されました。合格した子供のいる家では、以下の写真のような飾り付けが行われます。
Middelebare school は中等教育校 (日本でいう中高一貫教育校) で、vmbo は4年制、havo は5年制、vwo は6年制。6月中旬、土曜日の地方紙には、この地方の合格者全員の氏名が学校別に掲載されました。








ポールの先端に使い古した鞄やノートなどを吊るします。


カーニバル  Carnaval

2006年2月26日(日):
日本では、南米の華やかなカーニバルばかりが紹介されていて、ヨーロッパのカーニバルはほとんど紹介されませんね。でも、カーニバルはカトリックのお祭りですから、カトリックの人々の住んでいるところでは必ず行われます。

オランダはライン川より北側がプロテスタント、南側がカトリックの多い地方と別れておりますので、カーニバルは南の地方だけで行われます。見たことはないのですが、オランダではマーストリヒト( Maastricht )のカーニバルは盛大で、有名です。

この時期、学校はカーニバル休暇( Carnaval vakantie )で一週間休みになります。北の方ではカーニバル休暇とは言わずに、クロッカス休暇( Krokus vakantie )と言います。ちょうどクロッカスが芽を出したり、年によっては花をつけたりする時期ですね。 花の国オランダ、その花のシーズンの始まりです。子供に合わせて休みを取り、スキーなどウインタースポーツを楽しむ時期でもあります。もちろんカーニバルでお祭り騒ぎをして、4日間飲んだくれる人もいます。

毎年、真冬の寒い時期ですから、南米で行われているような薄着(申し訳程度の布切れだけ?)の人たちの踊りはありません。でも、寒さを吹き飛ばすような華やかな衣装と独特のユーモアで盛り上がっています。

オランダの一地方のカーニバル、ご紹介しますね。





素晴らしい衣装をまとったオランダ領アンティル( Nederlandse Antillen ) の人たちの踊り。
さすがに南米の人たちだけあって、オランダ人のパフォーマンスとは全く違った雰囲気でした。






「屋外に花を置く」というのが文字通りの意味ですが、「屋外で楽しいことをする。屋外で楽しい悪戯をする。」という意味もあるそうです。




We hebben het weer niet in de hand. と書いてあります。het weerは天気、天候、ですが、weerwolf( 狼男 )も意味しており(皆の顔は狼男のようでしょう?)、天気もコントロールできない( niet in de hand )、 狼男になってしまうのもコントロールできない、と言っているのだそうです。







WK-drift、オランダチームのW杯の行方は、漂流し、漂い、彷徨い、分からない、という意味のようです。







「Sjow Orkest」(ショー・オーケストラ)という名のグループ。オーケストラ(バンド)とは名ばかりで、実際はショー(踊り)だけでした。







大きな様々な飾りのついた車、日本で言うところの山車(だし)ですね。








こちらも大きく見事な山車でした。






でもあまりに大きく、信号機に衝突。何度か切り替えして通り抜けようとしましたが、結局ぶつかった左腕をもぎ取られてしまいました。(観客はこのときが一番盛り上がった。)








製作には数ヶ月かかるとのことです。








カーニバルの役員たちが乗っているリムジン。







カーニバル・プリンスという、4日間のカーニバルを取り仕切るマスターが乗っています。


カーニバル・プリンスには土曜の午後に市長から「市の鍵」を渡され、火曜の夜までの4日の間、カーニバルのために市を取り仕切るとのことです。

衣装やパフォーマンスとともに、いくつもの意味を含んだオランダ語のプラカード、これらを本当に理解するのは外国人にとって非常に難しいです。


クリスマス  Kerstmis

12月22日(木):
大きな Kerststal を探しに町へ出かけました。オランダ人よりも背の高い Jozef 像の Kerststal があったり、ライブ( Jozef, Maria, Christ の像は模型だけど、馬や羊、ヤギなどの動物は本物 )の Kerststal もありました。
写真はあまりうまく撮れていませんが、雰囲気は分かっていただけるでしょう。御覧になってください。








町の中央広場にドカッとおいてありました。




上の Kerststal よりは小さいですが、こちらの方が綺麗です。夜撮ったのでボケてしまいました。ボケたおかげ?で、少しリアルに見えるでしょう。(ウィンドウの向こう側(店内)においてあるため、 昼間はウィンドウにいろいろな景色が反射して写真が撮れなかったです。)








教会の Kerststal です。やはり本格的ですね。











Jozef, Maria, Christ像。上の写真の馬小屋の中です。








Christ を訪問する Driekoningen(三人の王様)



12月10日(土):
さて、シンタクラースが終わって、次に来る行事は御存知クリスマス( Kerstmis )ですね。クリスマスは、日本やアメリカではサンタクロースがやってきて、プレゼントをもらえる日として定着しています。でも、オランダではキリストの誕生を祝う、という本来の意味が強く、教会でミサを行い、 家族、親戚で静かに過ごす、というのが一般的です。プレゼントも本来は、恵まれない人たちへの富の配分を行うという、慈善活動的な要素が強かったのだと思います。この時期になると、いろいろな寄付の要請が来ますから。オランダ人は、一般に「ケチ」と言われていますが、やはり宗教色が強いのか、 慈善活動は活発で、寄付にはたいへん気前がいいです。それに、プレゼントの方は、12月5日のシンタクラースでたくさんもらっていますから、それで終わりです。サンタクロース( Kerstman )までやっていたら大変です。

また、この時期、オランダの会社では従業員に Kerstpakket というちょっとしたプレゼントを配ります。中味は、家族で食べられるようなパスタ類やクラッカーなどとワインだったり、時にはセーター(フリース)だったりといろいろですが、これも基本的には Kerstman からのプレゼントではなく、 会社の慈善活動の一種ではないかと思います。もちろん職についているのですから、職のない人に比べればはるかに恵まれているわけですが、Kerstpakket で Kerstmis は平等に、そして静かに家族で過ごす、というためのものだと思います。

さて、町はイルミネーションやクリスマスツリーで飾られ、家々にも様々な飾り付けが行われます。これはオランダも日本も同じです。でも、おそらく日本ではあまり見かけないものが、以下の写真の模型、Kerststal と言います。キリスト生誕の馬小屋の模型です。特にカトリックの地域ではこのような模型があちこちで見られます。 家ではこのような小さなものですが、商店や教会では等身大の大きなものまで様々です。等身大の模型の写真をどこかで撮ってきたいのですが、とりあえず家庭におけるような小さな模型でお楽しみ下さい。







高さ10cm程度の小さな人形で出来たのクリスマスの馬小屋( Kerststal )。








小さいけれどよくできていると思います。



シンタクラースの日  Sinterklaasavond

12月5日はシンタクラースの日。その夜、子供たちはシンタクラースからたくさんのプレゼント( cadeaus )をもらいます。そして、大人は親しいもの同士集まって、詩( gedicht )を添えたスプリーズ( surprise )や cadeau を交換します。Siterklaas avond や pakjesavond とも呼ばれています。

gedicht は韻を含んだ十数行から数十行にもなる立派な詩です。オランダ人ってみんな詩人なんだ、素晴らしい、の一言です。でも結構みんな悩んでいるようですね。最近はインターネットで gedicht generator というようなサイトもあって、多くの人が活用しているそうです。 スプリーズは、贈る相手の性格とか、趣味とか、時にはジョークも含んだ手作りの創造物です。日本で言うところの小学生の夏休みの工作物、程度なのですが、時にはびっくりするような素晴らしいものがあります。オランダ人は創造力にも長けているようです。

Jos は詩どころか、小学校の図工は 3 だったので、とても創造的な工作物は作れません。毎年とても悩んでいます。それでも毎年英語でレターを書いていたのですが、今年はオランダ語で短いレターを書きました。多少なりともオランダ語を勉強している成果が出てきたのかもしれません。 今年、Jos がシンタクラースからもらったプレゼントは最新版の蘭々辞典。もっとしっかり勉強しろ、と言われているのですね。

知人の娘さん( 9 歳 )のところにもシンタクラースからたくさんのプレゼントが届きました。麻袋二つに溢れるばかりのプレゼントでした。その娘が自分の父親のために作ったスプリーズ、立派なものでしたよ。








麻袋二つに溢れるばかりのプレゼント。








大きな家がほしいという父親へのスプリーズ。全て食べられるもので作ったお菓子の家です。



シンタクラース、ツヴァルトピート

2005年11月12日(土)、オランダに Sinterklaas ( = Sint Nicolaas ) がまたまたやってきました。毎年11月半ばの土曜日に蒸気船に乗って、お供の Zwarte piet (pieten) をつれて、はるばるスペインからやって来ます。 オランダのどこかの町に着き、その日は町中あげての大歓迎、土曜の昼のテレビで全国中継です。子供はもちろん、大人たちも熱狂しています。これからプレゼントをもらう12月5日まで、子供たちはそわそわです。

毎晩、リビングルーム(本当は暖炉ですが、暖炉の無い家がほとんどですので、リビングルームです。)に靴を置いて、その中にはシンタクラースへの手紙(プレゼントは何が欲しい、などと書いてある)、シンタクラースへの想いを込めて描いた絵、シンタクラースの馬に食べてもらう ニンジン、などを入れておくと、夜中にツヴァルトピートがやってきて、それらを集め持って行きます。その代わりに、靴の中にはお菓子を入れて、おいて行きます。 朝起きると真っ先にリビングルームへ行って、お菓子が入っている靴を発見すると、子供たちは大喜び。前の日、ちょっといたずらっ子だったりすると、お菓子がないこともあり、親は「今日はいい子にしようね。」と言って、ちょっと教育。こんなことが12月5日まで毎晩続きます。親も大変です。 いろいろなお菓子を用意しなくてはならないです。あまったお菓子を昼間出そうものなら、「あれ、このお菓子、シンタクラースからもらったものと同じだ。なんでここにあるの?」なんて言われて、夢がちょっとつぶれてしまうかもしれません。

そして12月5日夕方、家族全員が集まった夕食後の団欒の最中、突然玄関のドアが乱暴に叩かれます。子供と一緒に玄関へ行ってみると、そこにはもう誰もいません。でもシンタクラースやツヴァルトピートの絵のついた麻袋が一つ。中にはプレゼントが溢れるばかりです。 闇に向かって、子供と一緒に叫びます。

"Dank u wel, Sinterklaas!!" (ありがとう、シンタクラース!!)

このような楽しい習慣、うちの子は数年前に終わりました。だいたい 7歳から 8歳ぐらいまでですね。こうやって楽しめるのは・・・。知人の子は今年 9歳ですが、シンタクラースをまだ信じているようです。今年で最後でしょう。

話は戻りますが、今年は 12日(土)にやってきた後、翌13日(日)には、あちこちの大都市でシンタクラースのパレードが行われます。メルマガの取材のため、Jos もパレードを見に行ってきました。パレードを見たのは数年ぶりでした。子供と一緒にはしゃいでいる親たち、時には親の方がはしゃいでいます。 港(大きな運河にある船の停泊所)に着いたとき、シンタクラースは既に上陸した後、舞台の上で市長と何かいろいろと話していました。前日テレビで見た本物のシンタクラースは眼鏡をかけていなかったぞ、と思いましたけど・・・、そんなこと言うのは、野暮でしょうね。 誰も気にしていません。もちろん子供たちは本物と思っています。
ツヴァルトピートは何故黒いの?という疑問に対しては、暖炉の煙突をつたって降りてくるから、煤で真っ黒けなんだよ、という説明です。ではなんで服は黒く汚れないの?なんて疑問を持つ子はいないですね。

写真でしかお見せできないのが残念です。オランダの風物詩に触れてみてください。

とにかく、毎年のことながら、この熱狂ぶりには感心させられます。国を挙げての一大行事ですね。素晴らしいことだと思います。

ところで、12月25日のクリスマス( Kerstmis )にやって来るサンタクロースは、オランダ語でKerstman (ケルストマン)と言います。シンタクラースとケルストマンは異なりますので、お間違えの無いように・・・。







白馬に乗ったシンタクラース、手前にはお供のツヴァルトピートが小さく写っています。








パレードの最後尾についたシンタクラース。







玄関のところにある屋根には、既に麻袋に入ったプレゼントが置いてありました。







パレードの沿道の家々には、オランダ国旗が数え切れないほど掲げられていました。







この二人のツヴァルトピート、可愛かったですよ。ついつい、一緒に撮らせてもらいました。






シンタクラースが着いた港。蒸気船はここには停泊せず、どこかへ行くようでした。遠くの方にシンタクラースが乗ってきた船が見えます。








小さな港ですが、こんなに大きな船も停泊しています。








こんな大きな船が、家の近くの運河を通るのですよ。





  
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